n_shinichi’s blog

日々の備忘録、 趣味のあれこれなど紹介 (すみません、メニュー、リンク、カテゴリー分けがうまくできてません、★記事一覧★で見てください...) NHK魔改造の夜ではDンソーのベテランアドバイザーってことで出ました♪

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新型 マイクロパワー マーブルマシン だいたい完成

先回製作した 時計秒針型マーブルマシンの 改良?型

 揚程高を約2倍にできた。

 

主な変更点

 持ち上げていくところ以前のタイプは斜面を玉が登るように

 推してた。

 でも、あれはローターの造りは簡単だけど斜面押しは

 どうにもフリクションが大きい。

 

なもんで、カップですくって持ち上げていく観覧車型にした。

これはこれで非常に非力な秒針の力で

うまくすくい上げるのがけっこう難しかった。

 

ちょっとカップを床にこすりながらすくえば

いいように思えるけど、ちょっとこすると

もうフリクションでまともに持ち上げていく力は残らない。

カップで玉を推し上げていって斜面でカップの中に

転がり落ちるように押さないといけない。

 

BB弾のサイズはΦ6.0、0.2g

押す際には玉の重心より下で押して、推し面接線より上方角を

つけて押さないとフリクションが増える。

半径分3mmの範囲。

3mm・・・フツーに3Dプリンタでモノ作る際なら

 十分余裕な精度範囲なんだけど、

観覧車ローターの剛性は全くないので力は掛かると

ローターはたわむ。。。

 

ローターは剛性を上げて作ると・・・簡単だけど

たった0.2gのBB弾でもこのくらいの半径では3個ほど回そうとすると

慣性モーメントが大きすぎて、一瞬のわずかなトルクしか出さない

パルス秒針モータは脱調して回らない。。。

 

瞬時負荷トルクを下げてやるために剛性をさげて秒針モータのパルス1ステップ分

軸は先に回ってバネで蓄えて負荷トルクの平均化してやらんといけない。

このバランスが難しい・・・

 

いろんなのテストした。。。

 

軽く作らないとどんどん慣性モーメントが大きくなって秒針モータでは

回せなくなるので弾性を持たせたフレームは細くなって・・・

うちの安物3Dプリンタではけっこう厳しい精度になってしまった。

 

でもって

だいたいいい感じになってきたのがこれ。

簡単な短いコースもとりあえずつけた。

まだちょいと紙でガイド追加したりしてモデルは微調整が必要。

 

 

となりで回ってるマイクロパワーソーラーモータでも

なんとか動かせそうなので

それも作ってみようかと思う。

M5stickくんは観客兼、ソーラーモータの回転数測定中