n_shinichi’s blog

日々の備忘録、 趣味のあれこれなど紹介 (すみません、メニュー、リンク、カテゴリー分けがうまくできてません、★記事一覧★で見てください...) NHK魔改造の夜ではDンソーのベテランアドバイザーってことで出ました♪

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水飲み鳥 新型製作 続きの続き・・

覚えでブログにいろいろ残していこう。。。で

写真、動画撮っておこうって思ってたはず。。。  なのに

なんか作り始めるとどうにも途中写真とか忘れる。

 

ジクロロメタンメタン何g入れたか測るの忘れてる...

次もちっといいの作る時の参考データなのに。

 

真空引きする時の逆止弁に使ったバルブ

100キンの自転車用、スーパーバルブとかスペシャルバルブと呼ばれてるもの。

これのいいとこはバルブ開弁圧がゼロなところ。

昔の虫ゴムっての使うタイプは開弁圧がそこそこあるので空気入れがしんどい。

これは穴開いてるパイプ部に移動できるバルブこまが入ってて

空気入れる時、自転車では特に車輪の下側にバルブが来てると

バルブこまは自重で落ちてすでに開いた状態にある。空気を入れると圧力でこまが外方向へ押されて栓をする。

 

この開弁圧がゼロにできるってのが真空引きでは大事。

開弁圧がある程度あるとそんだけ圧分、空気が残りやすい。

 

ま、ジクロロメタンは蒸気圧が-0.5気圧くらいなんで

少々の開弁圧残ってても真空引きすればすぐ沸騰したりで空気はほぼなくなる。

アルコールとかで作るとちょっと注意。

水を冷媒でやる時は0.1気圧開弁圧残ってたらもう水は沸騰してくれない。

 

ちゃんと写真撮ってなかった。

エポキシで固める前、

バルブにOリング付けてガラス管にいれたところ。

ちょうどいいフッ素ゴムOリング持ってなかったんで

ちょっと小さいNBROリングを膨潤させて使ってる。。。 ^^;

使い方は間違ってる。  でもちゃんと機能はしてる。

 

瓶の方はフッ素ゴムOリングを栓につけて・・・

瓶に押し込む前。

 

 

真空引きのポンプTASCOの小型シングル品。

こんな小さなやつでも12.6Paまで下げられる。

大気圧が100000Paなので 約1万分の1気圧までいける。

それっておよそ気体の絶縁耐圧が一番低いところになります。

ぱっしぇんの法則でいうところのパッシェンミニマム。

パッシェンは距離x圧力なんで厳密にはちょいと条件付きだけど。

そういう薄い空気でちょいと高電圧掛けるとオーロラが作れるんです。

 

ちなみに

ここから圧力を桁下げるにはタービン分子ポンプとかが必要になる。

仕事では0.001Paをよく使う。

この領域はこんどは超高絶縁になります。

もう電気を伝えるモノがなくなってくるので。

1mmのギャップで70kVくらいまで放電しない。

いろんな不思議なことが電気で起こせます。

大気圧だと湿度とかで変わるけどだいたい3kvくらいで放電しますね。

あー 水飲み鳥と全然関係なかった・・・

 

ジクロロメタン入れて、真空引きして、とりあえず空気抜いたら、、、

バルブ回りをエポキシで固める。

Oリング、逆止弁のゴム、一応パッと見は漏れてなくても

空気は浸透して入っていく。シールラインの圧力勾配がきついと

浸透が速いのでたぶん何もしないと1か月もしたらこれだけの

容量しかないと もうダメになると思う。

なもんでエポキシで埋め固めたら浸透抵抗がOリングの線状シールから

何十倍にもなるので経験からすると1年はいけると思う...

でももう冷媒入れ直しとかもできんけど。

 

100キンのエポキシでシール部周囲を固めた。

ちょうど重心辺りがびんのくびれた付近になるので

重心調整でシーソー支点位置変えやすいように円筒状のカバーを作って

瓶のくびれに装着。

 

支点部品は重心位置を変えれるようにしてある。

円筒状に作ってずらせられる。

竹串支点も円断面中心からオフセットした位置に変えられるようにしてる。

 

ティッシュペーパーを巻いて針金で固定して嘴っぽく

してとりあえずの完成状態。

www.youtube.com

水飲み平和鳥の動作メカニズムの基本的な自分の理解は

これでひとまず実機検証できたんで、これを効率よく動かして

発電・・・は置いといて、

もちっとスマートなやつ。。。を次は作ろう。

だいたい構想は固まったんでその辺をまたここにメモっていこう...