n_shinichi’s blog

日々の備忘録、 趣味のあれこれなど紹介 (すみません、メニュー、リンク、カテゴリー分けがうまくできてません、★記事一覧★で見てください...) NHK魔改造の夜ではDンソーのベテランアドバイザーってことで出ました♪

MENU

定格に縛られない使い方・・・  ESP01、マイコンポートで直接ステッピングモータ回してみた

データシートで見てもうまくやれば

すぐ壊れることもななそうなのはわかったので試してみた。

 

★結果 ちゃんとステッピングモータ回せた。

  但し、当然、、、負荷はそんなにとれない。

  スライダサーボとかは十分行けるだろうけどタイヤを

  ダイレクトドライブで動かすにはトルク。。。電流が足りないかなぁってとこ

 

★要領

壊れないだろうってとこで最大出力が出せる

 ハーフステップでPWMでの電流刻みなしのΦ6ステッピングモータのテストから。

 うまく回れば後々PWMで電流どこまで絞れるかやってみる。

 

まずモータは繋がない状態で、 線間電圧の測定してみた。

A相駆動のハーフステップ電圧パターン、ポート0~2間電圧

 当然、±3.3Vで出力はちゃんと振れる。 1ステップ50ms。

 なので電気角1サイクルは50x8、0.4秒。  B相は90度位相差で同じ。

 これがインピーダンス高いポート出力Trでどこまでドロップして

 電流が減っちゃうかが気になるとこになる・・・

 

でもってモータ繋いで動作させるとこうなる。

無理やりインピーダンスの低い負荷・・・モータ約3mH、14Ω

繋ぐもんだからポートTrがちょっとかわいそう。短絡にけっこう近い。

出力は±0.5Vでしか振れない・・・・

単純計算で 0.5V/14Ω・・・36mAしか流せてない。

なので・・・

正味の出力ブリッジインピーダンスは、ドロップが3.3V-0.5・・・2.8V

電流が36mAなので約78Ωってことになる。

 

空色は電流 0.2A/div ±約40mAほど流れてる。

 手持ちの電流センサ都合これ以上拡大できない。。。

 

 

最近のCPUとかの出力ポートTrは上アームソース側のPNPの方が

ON抵抗小さいとか聞くけどこれもそうなのかなって感じ。

下の写真は相電圧を測ったところ。

ポートHiでは3.3Vは電流ドロップで2Vまで落ちてる・・・約1.3V

逆相のポートHiの影響でLoに引き続けてるはずのとこが約1.5Vまで上がってる。

シンク側NPNの方がドロップが大きい感じに見える。個体差かもだけど。

 

でもって動かした時の動画がこちら。

 

 

で、大事なとこ、温度がどんなもんか。。。ハーフパルスなので通電時間は長い。

 時間dutyは6/8だけどピーク電流は遥かに定格オーバーなので。

サーモビューアで撮ったのがこちら。

 



数分回して平衡になった感じで人の体温程度。これくらいの負荷なら十分

実用範囲で使えるかなといったところ。

これくらいの負荷・・・って言っても旗回すのはほぼ無負荷に等しくて

ほぼ自損失だけ・・・なのでほぼ無負荷で動くサーボモータでの軽負荷用途には

使えるけど、車輪回すのはちょいと厳しいかなといったところ...