n_shinichi’s blog

日々の備忘録、 趣味のあれこれなど紹介 (すみません、メニュー、リンク、カテゴリー分けがうまくできてません、★記事一覧★で見てください...) NHK魔改造の夜ではDンソーのベテランアドバイザーってことで出ました♪

MENU

ブラシレスモータをゆっくり回す...  超低速ESC その2 のおぼえ

LEGO ミニフィグ世界のセグウェイ でいろいろ

 小さなモータで使い勝手いいのないかなって検討していて、、、

 ステッピングモータもそこそこ使えるのはわかった。

 

で、もーちょい試そうとしてるのがブラシレスモータの小さいやつ。

 うまく使えばインホイールモータとして使えそう。

 

でもゆっくり回せるESCが探した限りない。。。

小さなブラシレスモータを停止から超低速でも自由に回せるESC作る。になった・・・

 

でもって3相インバータを組もうと思ったとこでハーフブリッジが3つあれば

 いいんだけど、いい感じのが全く見当たらない。

 で、サイズ、出力、価格的には東芝のTC78H653モータドライバ。

 3mm角、4つハーフブリッジ構成が入ってて秋月で200円。電流もけっこう流せる。

 1.8Vから動く。

でも、困ったことにハーフブリッジが自由には動かせない・・・

 DCモータ用にフルブリッジで使いやすいようにできてるので。

 

ハーフブリッジが4つ入ってはいるんだけど・・・

 

DCモータ用に使いやすくできてるのでOUT1,2 と 3,4はペアでしか使えない。

1つのハーフブリッジだけOFFって動作はできない。。。

なので普通のESCのような簡単な120度通電はできない。

なもんで180度通電でのベクトル制御の組合わせパターンにしないといけない。

ま、この方がパワーが出て効率もよくなるからいいんだけど。

それって実車のEVとかでの制御と基本同じ駆動の方式。

 

以前は実車用では数百kWのインバータ設計してた。

今度は
同じ方式で数百mW・・・・百万分の1だ。。。

 

OUT1,2,3で3相駆動するとして

駆動パターンはHLL、HHL、LHL、LHH、LLH、HLHの6つのパターンはいるけど
OUT1、2でのHHはモードを切り替えないと作れない。。。

 

本来はIN1,2,3,4のPWMで出力制御だけど

STBYをPWMで刻んでOFFを混ぜて出力の調整・・・ってことになる。

 

おそらくはDCモータ用にフルブリッジ駆動最適化されてるドライバで

3相ブラシレスモータESCにしてるのは自分くらいしかいないんじゃなかろか。

 

ブラシレスモータもちょいといじったのでその辺はまた次回。