細かい工作する時の必需品
ちょっと持って君 と 拡大鏡
倍率は3.5倍しか使ってない。これなら0603チップや、
ESPマイコンなどの0.5mmピッチの足にハンダ付けが一応できる。
倍率低いとこは100キンの老眼鏡使ってる。
100キン、やっぱし軽いし。
その ちょっと持ってに持たせてるモータ、
拡大するとこんな感じ
まずは中性点、スター結線 2相ではおかしいかな。
2つの端子にまたがるところへハンダ付け位置に配線合わせしたところ。
エナメル線って呼び方をいまだに?するけど実際はこれは
2種ウレタン樹脂のワニスを導体に焼き付けた巻線、2UEW線。
ハンダこてで触ると被覆が溶けて縮んでなくなる便利な配線。
写真では先端3mm分ほど被覆を予め溶かしてる。
溶かすって言ってもたいしたことしてなくて、
ハンダの先を400度に設定して、
ハンダこて先にちょっとハンダ付けてそのハンダに触れるだけ。
溶けたところはハンダメッキされオレンジ透明の色でなくなるので
パッと見てもすぐわかる。
これ、モータ径はΦ6mm、モータ長さは5.5mm
この上の写真の状態で、ピタッと止めて持ってくれるのが
先のちょっと持ってくん。
それがないととても大変。
これがあるととても簡単。
でもって、クリームハンダを乗せる。
やっぱしハンダは共晶63-37が工作はやりやすい。
自分が使うのは楊枝、竹串。
で・・・
ハンダこて300度くらいにして先でわずかに触れてやる。
普段ハンダ付けは350度くらいをよく使うけど
ここではフラックスが一気に蒸発しないように。
クリームハンダが溶けてなじんだらできあがり。
こんな感じ。
ちゃんと測ったことないけど1/3~1/5くらいに減る。
大半がフラックスで気化して亡くなる感じ。
細いハンダ線では自分はうまくこんな風にはできない。
端子より熱いコテの方にハンダが寄ったり、フラックス付けても端子に
ハンダが乗りにくかったり。
クリームハンダはそれがない。既に端子側に乗ってるので♪
全く押さえなくてもいいので部品を傷めない。
今度は出力引き出し線の取り付け。
1個の端子に付ける時は、まず絡み輪っか作る。
今回のサイズ感だと約Φ0.5程度。
精密ピンセットでつまんでくるっとねじる。
はんだがよく絡んでなじんでハンダ付けしたとき、
取れ、抜けにくい。
先のハンダ付けからモータの上下をひっくり返し、
輪っかを端子近くに一旦持ってきて固定したところ。
端子にピッタリ振れるまで寄ったところ。
この作業がちょっと持ってくんのすごいイケてるところ。
上手く説明できないけど
フツー?の工作用のヘルパーの掴み直し位置調整とかと違って
これは、そもそも本来の用途はダイヤルゲージホルダなので写真の斜めつまみを
回して一旦固定した後、1/100単位でジリジリ位置をずらすことができる。
これが精密作業には超便利。 マイコンの足でもピタっと位置合わせできる。
で・・・クリームハンダ塗って、、、
ハンダコテで触れる。。。です。
ハンダが溶けたら出来上がり♪
同様にもう1か所もおよそ近づいて一旦固定。
触れるとこまで移動して・・・
クリームハンダ塗って・・・
溶かして、、、出来上がりがこちら。
奥の2か所は繋いでスター結線、
手前の2か所は制御電力端子
どこか一か所に応力集中すると切れやすいので3本をよじってある。
130マブチモーターとかなら配線は数分で十分できるけど、
これはUEV線の被覆剥き、溶かしから・・・30分くらいは掛かってる。