n_shinichi’s blog

日々の備忘録、見直しせずアップするので誤字とか多し。(すみません、メニュー、リンク、カテゴリー分けがうまくできてません、★記事一覧★で見てください...) NHK魔改造の夜ではDンソーのベテランアドバイザーってことで出ました♪

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Bambuお試し からくりすとさん設計、脱進機が絶妙

Bambu A1mini 印刷お試し・・・今回は脱進機です。

 そもそもは・・・Bambuが出てからネットでは高評価を見てて気になってた。

 トドメは、メイカフェア東京で、からくりすとさんとの話。

  今は Bambu 一択 Φ0.2ノズルで0.3モジュールギヤ作れる が決め手。でした。

 

Φ0.2ノズルで0.3モジュールギヤ作れるのはホントだった♪。

順番が逆で、

  Φ0.4の標準ノズルでそもそも試してない。

 

せっかくなので?

 からくりすとさんが脱進機の無料モデルをネットに上げてるので

 それで試してみることにした。

 脱進機、けっこう精度が必要なのでちょうどいいと思ったし。

 

で・・・印刷はもちろんフツーにできて、

 組み立ててるとこで!!!って なったのでここで備忘録書いておこうと。

 脱進機、

  わかったつもりでわかってなかったことがわかったので。

 

脱進機、昔、作ったことある。3Dプリンタじゃないけど。

 機械時計のしくみに興味わいた時にちょびっと調べたりして。

 一応、しくみはすぐ理解できて、ガンギ車、アンクルの関係がポイントで

 ・一歯づつ送って止める機構。

 ・アンクルが1歯動く際に、

   共振続けられるテンプに振動回転エネルギーを供給する機構

 ★大きな勘違い・間違い

   起動、テンプの共振回転のきっかけは手で入れてあげないといけない。

   子供の頃、振子時計、ゼンマイ式はまだよく見かけた。

   ゼンマイがほどけきって止まると、ゼンマイ巻いても、振子は動き出さない。

   1回、手で揺らしてやると止まらず揺れ続ける。

     これが思い込みの原因  かな・・・

 

・・・勘違いに今回気付かされた・・・   

でもって、印刷した脱進機、組立てして驚いた。

 アンクルまで組んで、源駆動歯車触ったら、

   アンクルがカタカタ振動始めた!   え? でした。

 

駆動歯車を回してみると ”とっても軽い力” でカタカタアンクルが発振します。

  びっくりです。 知ってる人には当たり前だと思うけど。

昔、ぼくが作った脱進機はテンプ&ひげゼンマイを振子式同様、

 1回弾みをつけてやらないと回転振動を始められませんでした。 

        たとえばこれとか。 起動、手で反動つけまてす

www.youtube.com

 

 

 そんなに良く調べてもなくてネットでよく見かける脱進機も

  たまたま・・・? そういうのしか見たことなかったし。

 なので、動き出した時は不思議に思った。

 

でー ネットで脱進機、調べた。

 ちゃんと?調べるといい感じに設計すればちゃんと回り始められる。

 ことがわかった。あらためてネットで探すと動きさすものちゃんとある。

  で、思い出した。

   昔のゼンマイ式の腕時計とか、ゼンマイ巻けば動き出したな...

 

 脱進機の工作、ネットでもよく見かけますが

  最初のきっかけは手で弾みつけてやるモノ多いです。

   弾みで動かす前提ならガンギ車、アンクルの設計、かなり雑でも

   動きます。自分もそれだった。

   アンクルがシーソーのように動いて1歯づつ進める機構は簡単。

   でも歯の滑り部など構造考えると効率悪い。損失大きい。

   それってアンクル動作にエネルギーが多いので

   時計作る時にはゼンマイから大きな増速比取ると末端トルクが

   弱くて動作が維持できないので増速比を抑えて・・・結果、

   長期間は動かせなくて早くとまってしまう時計になる...

 

からくりすとさんが0.2mmノズルでその脱進機を

1/2で作ったのがこちらに紹介あります。

 

 

 

 

★からくりすとさん、知る人ぞ知るの方です。

 TV、雑誌に何度も出てる。

 こんな設計どうしてできるんだろうって思う。
 MENSAの人は脳の作りが違うのかなー

 

karakurist.jp