Bambu A1mini 印刷お試し・・・今回は脱進機です。
そもそもは・・・Bambuが出てからネットでは高評価を見てて気になってた。
トドメは、メイカフェア東京で、からくりすとさんとの話。
今は Bambu 一択 Φ0.2ノズルで0.3モジュールギヤ作れる が決め手。でした。
Φ0.2ノズルで0.3モジュールギヤ作れるのはホントだった♪。
順番が逆で、
Φ0.4の標準ノズルでそもそも試してない。
#Bambu お試し その2
— しん (@shinichi_nin) 2024年11月13日
脱進機
からくりすとさん @BellTreeNursingの無料モデル
Φ0.4ノズル、標準サイズで印刷
組立中だけどちょっと感動・・・
スタックチャンは組立て見学者...^^
からくりすとさんの
0.2mmノズルで1/2モデルはこちら・・・https://t.co/6G0N0LWjIp#M5Stack #スタックチャン pic.twitter.com/IsnLnWhwRq
せっかくなので?
からくりすとさんが脱進機の無料モデルをネットに上げてるので
それで試してみることにした。
脱進機、けっこう精度が必要なのでちょうどいいと思ったし。
で・・・印刷はもちろんフツーにできて、
組み立ててるとこで!!!って なったのでここで備忘録書いておこうと。
脱進機、
わかったつもりでわかってなかったことがわかったので。
脱進機、昔、作ったことある。3Dプリンタじゃないけど。
機械時計のしくみに興味わいた時にちょびっと調べたりして。
一応、しくみはすぐ理解できて、ガンギ車、アンクルの関係がポイントで
・一歯づつ送って止める機構。
・アンクルが1歯動く際に、
共振続けられるテンプに振動回転エネルギーを供給する機構
★大きな勘違い・間違い
起動、テンプの共振回転のきっかけは手で入れてあげないといけない。
子供の頃、振子時計、ゼンマイ式はまだよく見かけた。
ゼンマイがほどけきって止まると、ゼンマイ巻いても、振子は動き出さない。
1回、手で揺らしてやると止まらず揺れ続ける。
これが思い込みの原因 かな・・・
・・・勘違いに今回気付かされた・・・
でもって、印刷した脱進機、組立てして驚いた。
アンクルまで組んで、源駆動歯車触ったら、
アンクルがカタカタ振動始めた! え? でした。
駆動歯車を回してみると ”とっても軽い力” でカタカタアンクルが発振します。
びっくりです。 知ってる人には当たり前だと思うけど。
昔、ぼくが作った脱進機はテンプ&ひげゼンマイを振子式同様、
1回弾みをつけてやらないと回転振動を始められませんでした。
たとえばこれとか。 起動、手で反動つけまてす
そんなに良く調べてもなくてネットでよく見かける脱進機も
たまたま・・・? そういうのしか見たことなかったし。
なので、動き出した時は不思議に思った。
でー ネットで脱進機、調べた。
ちゃんと?調べるといい感じに設計すればちゃんと回り始められる。
ことがわかった。あらためてネットで探すと動きさすものちゃんとある。
で、思い出した。
昔のゼンマイ式の腕時計とか、ゼンマイ巻けば動き出したな...
脱進機の工作、ネットでもよく見かけますが
最初のきっかけは手で弾みつけてやるモノ多いです。
弾みで動かす前提ならガンギ車、アンクルの設計、かなり雑でも
動きます。自分もそれだった。
アンクルがシーソーのように動いて1歯づつ進める機構は簡単。
でも歯の滑り部など構造考えると効率悪い。損失大きい。
それってアンクル動作にエネルギーが多いので
時計作る時にはゼンマイから大きな増速比取ると末端トルクが
弱くて動作が維持できないので増速比を抑えて・・・結果、
長期間は動かせなくて早くとまってしまう時計になる...
からくりすとさんが0.2mmノズルでその脱進機を
1/2で作ったのがこちらに紹介あります。
家庭用はここまできてる pic.twitter.com/aDPnWnePAR
— K.$uzuki (@BellTreeNursing) 2024年3月12日
★からくりすとさん、知る人ぞ知るの方です。
TV、雑誌に何度も出てる。
こんな設計どうしてできるんだろうって思う。
MENSAの人は脳の作りが違うのかなー
秩序ある無秩序を作りました。
— K.$uzuki (@BellTreeNursing) 2020年2月17日
知人から歯車がかみ合う例え話を聞いて作ろうと思い付きました。ほとんどの歯車を傾けていますが、全ての歯車はかみ合い5つの機械花が開閉します。 pic.twitter.com/Vh2Fage4km