データシートで見てもうまくやれば
すぐ壊れることもななそうなのはわかったので試してみた。
★結果 ちゃんとステッピングモータ回せた。
但し、当然、、、負荷はそんなにとれない。
スライダサーボとかは十分行けるだろうけどタイヤを
ダイレクトドライブで動かすにはトルク。。。電流が足りないかなぁってとこ
★要領
壊れないだろうってとこで最大出力が出せる
ハーフステップでPWMでの電流刻みなしのΦ6ステッピングモータのテストから。
うまく回れば後々PWMで電流どこまで絞れるかやってみる。
まずモータは繋がない状態で、 線間電圧の測定してみた。
A相駆動のハーフステップ電圧パターン、ポート0~2間電圧
当然、±3.3Vで出力はちゃんと振れる。 1ステップ50ms。
なので電気角1サイクルは50x8、0.4秒。 B相は90度位相差で同じ。
これがインピーダンス高いポート出力Trでどこまでドロップして
電流が減っちゃうかが気になるとこになる・・・
でもってモータ繋いで動作させるとこうなる。
無理やりインピーダンスの低い負荷・・・モータ約3mH、14Ω
繋ぐもんだからポートTrがちょっとかわいそう。短絡にけっこう近い。
出力は±0.5Vでしか振れない・・・・
単純計算で 0.5V/14Ω・・・36mAしか流せてない。
なので・・・
正味の出力ブリッジインピーダンスは、ドロップが3.3V-0.5・・・2.8V
電流が36mAなので約78Ωってことになる。
空色は電流 0.2A/div ±約40mAほど流れてる。
手持ちの電流センサ都合これ以上拡大できない。。。
最近のCPUとかの出力ポートTrは上アームソース側のPNPの方が
ON抵抗小さいとか聞くけどこれもそうなのかなって感じ。
下の写真は相電圧を測ったところ。
ポートHiでは3.3Vは電流ドロップで2Vまで落ちてる・・・約1.3V
逆相のポートHiの影響でLoに引き続けてるはずのとこが約1.5Vまで上がってる。
シンク側NPNの方がドロップが大きい感じに見える。個体差かもだけど。
でもって動かした時の動画がこちら。
定格に縛られない使い方・・・#ESP8266 ESP-01、マイコンのポートでモータドライバ使わず、直接ステッピングモータを回してみた。
— しん (@shinichi_nin) 2022年12月29日
小さいやつならモータドライバ不要です♪
セグウェイ車輪はちと厳しいかな...#ハーフステップ #ESP01 #ステッピングモータ #Arduinohttps://t.co/O7k6htl4vH pic.twitter.com/hdNK4uptSK
で、大事なとこ、温度がどんなもんか。。。ハーフパルスなので通電時間は長い。
時間dutyは6/8だけどピーク電流は遥かに定格オーバーなので。
サーモビューアで撮ったのがこちら。
数分回して平衡になった感じで人の体温程度。これくらいの負荷なら十分
実用範囲で使えるかなといったところ。
これくらいの負荷・・・って言っても旗回すのはほぼ無負荷に等しくて
ほぼ自損失だけ・・・なのでほぼ無負荷で動くサーボモータでの軽負荷用途には
使えるけど、車輪回すのはちょいと厳しいかなといったところ...