n_shinichi’s blog

★記事一覧★から見てください...(すみません、メニュー、リンク、カテゴリー分けがうまくできてません) 日々の備忘録、誤記多し... 名古屋大学:非常勤講師、小学5年生:電磁石単元理科講師、学生フォーミュラ:EV技術指導員、魔改造の夜:Dンソーアドバイザ、CQ出版_Interface:制御技術関連執筆

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超スロー回転で解説書によく出てくる構造の3相ブラシレモータを3相正弦波インバータで回す。。。

ここしばらく手回しインバータでばかり回してたけど

 電子制御でのベクトル制御で回す。です

 

何度も紹介してるけど、こちらのような構造の3相ブラシレスモータ、

 解説書には図でよく出てくるけど実際のモータではまず見掛けないと思います。

 

コイルが3つ。周囲にヨーク、コイル鉄心がない。。。

 磁石もNSが一対だけ。

 

こういう構造のブラシレスモータ、

適当に速く回すのはちょっとした回路で簡単にできるけど

定速度でゆーっくり回すのって案外難しいです。

 

電気角と機械角が同じ1回転なんできちんと定速で磁束ベクトルが

 回らないとギクシャクした回転になりがちです。

 

今回のは回転角度センサとか使わないオープンループ電圧、電流ベクトル制御です。

ただ、効率よくモータを回そうとする時に行う、q軸ベースの電流制御ではなく

ほぼd軸ベースでの制御です。

 ステッピングモータでのマイクロステップ制御と基本的にやってることは

ほとんど同じです。

 

電圧をある指定したベクトルで掛ける・・・その指定した方向に

 3コイル合成ベクトルでの電磁石ができる。

 無負荷状態なので簡単にロータ磁石は回転し、

 ステータ電磁石とロータ磁石は一直線上に並ぶ格好になります。

 

電圧・・・実際にモータ端子に掛かっている電圧は串歯状のPWM変調された

 電圧です。音が気にならないように15kHzです。若い人は聞こえると思います。

 

オシロスコープで測定しているのはボード上に出力端子を1ms時定数の

 CRフィルタを通した電圧です。

 

3相正弦波を印可すると・・・

 3コイルでの合成ベクトル電磁石を回転させることになります

 3相正弦波で電磁石にすると3相合成ベクトル電流は常に大きさは同じで

 交流周波数で回転磁界ができます。

 この時3相に流す全電流の合計は約0.1Aくらいです。 

 

回転速度が十分に遅いと誘起電圧(逆起電圧)、インダクタンスの影響は

 ほぼ無視できるので印可電圧∝電流になります。 

  コイルの抵抗値は予めわかってるので電流は電圧/抵抗なので

   計算で電流ベクトル制御ができます。

 

 

60度単位でギクシャクした動きで回るのがこちらの

 手回しインバータでの回転動作。

  電圧、電流ベクトルが60度単位でしか切り替わらないので。