20wと言っても出力ではなくて入力... 出力は5.5wくらいしかないらしい。
後々、仕事や工作に備えて練習、準備。
MDFで工作に使うモータのピニオンギヤを作って見ることにした。
以前、3Dプリンタで1mm厚でギヤをいろいろ作ってテオヤンセンリンクで
ハウルの動く城っぽいライントレースロボット作ったのをMDFベースで作って見ようと思う。なもんでMDFも1mm厚のカットから練習。
https://blog.hatena.ne.jp/n_shinichi/n-shinichi.hatenablog.com/edit?entry=26006613789204595
Fusion360でギヤの設計して、GRBLで出力し、LaserGRBLに取り込んでレーザー出力
まずはFusionでスパーギヤアドインツール使って図を描いて、CAMで2D輪郭でGRBL出力。
Fusion360ーCAMはこんな感じ。
設定は連続輪郭毎に分けておいた方が後々編集とかで修正しやすい。
最初、NEJEのソフトでやってみたけど、評判通り?、、GRBLは扱いにくかったので
ネットで評判のいいLaserGRBLv4.4.1を使ってみることにした。
それにあたってはファームウエアの書き換えをしないといけない。
neje_grbl_uploader_v3.7.exeを使った。
この辺りは電子工作専科管理人さんのお世話になりました。
その節はありがとうございました。
NEJE Master2 についてわかりやすく詳しく解説されています。
denshikousakusenka.jimdofree.com
使い方は簡単、4通りどれにするか決めて項目選択すると勝手に書き換わる。
以前は、grbl-1.1f@115.2kbpsが良かったらしいけど通信エラーが出るとかで今はNot recommended になってる。
推奨は38.4kbpsの低速版。最初115.2kbps使ってみたけど特にエラーは出なかったけど38.4lbpsに替えた。。。けど、速度が遅くなった感とかはなかった。
NEJEよりGRBLは使いやすい。。。のだけど
思いのほかギヤの切り出しは難しかった。
ソフトについてるデータベース参考値でそのものはなかったけど
5.5wはPower100%(S1000)、速度200mm/min(F200)、2回くらいで切れそうな感じ。
でも試してみると、切れるには切れたけど黒焦げ...
(モータ手前、右側の黒焦げ品)
これはうれしくない。
で、レシピ?を試行錯誤すること数十パターン。。。
そもそも低価格レーザー、焦点精度が甘くて、ピンポイント焦点にならない。
一応なった風のとこでも周囲の散乱光のレベルがかなり強い。
なもんでゆっくりカットすると周囲も十分熱せられて焼けてしまう。
基本的にはレーザーパワーはできるだけ高くして、
速くカットして散乱光で焼かないようにするのがいいみたい。
データベースでは速度F200,2回くらいが推奨を、
速度F2000、20回・・・速度10倍なので1回あたりエネルギ1/10になる...ので
その代わり回数は10倍の回数照射。
トータルでカット部へのエネルギーは同等。にすると、
散乱光部ではやけにくくなりかなりましになった。
速度はF4000まで行けるみたい。なんだけど、
レーザー設定が標準M4:速度補正制御だとギヤみたいに常に速度方向が変わってると出力がかなり低下して切れなくなっていきました。電流値をモニタしてると平均1/3くらいまで下がりました。 なので、、、
ON固定のM3にしたらそれはそれで焼けむらができていまいち...
なのでF2000くらいまでが使えるところでした。出力は100%設定でも半分くらいまで低下しました。
で、、、散乱光ガード作りました。 Φ1mmのアルミ線の片端をつぶして0.5Φ程度の穴を開けてそこをカット面直近に設置して高めの出力でゆっくりカットでも周囲がやけにくくしました。
それなりに使えそうなものができそうなとこまで来ました。。。