今回の新型はSMD版マイコンボードになって一回り小さく
すっきりした。
先回、回路動作自体は抵抗負荷で一通り確認できたので
今回はモータ駆動テストしてみた。
SMD部品を買う時に
ついでにΦ3mmモータも買ってみた。
カメラのオートフォーカスとかに使われたりするモノで
フツーに買えるものでは世界最小クラスのブラシレスモーター。
スライドユニット付き。
ブラシレスモーター だけど
モノ自体はバイポーラスッテッピングモーターです。
動かし方は以前にも紹介した、
スター結線での中性点を使った3レベルインバータ駆動。
なので写真を見てわかるように本来バイポーラスッテッピングモータの
配線は4本ありますが3本です。
また、今回はスライドスイッチはやめてマグネットスイッチにしてみた。
スイッチって言っても配線に1mm角x5mmの磁石片に
ハンダ付けしただけのモノ。
でもって、中性点はLED負荷平衡中性点に繋ぎ、
ポートで駆動するのは2本の配線だけ。
こういう動かし方はフツー学校では教えない。
参考書とかに載ってるのは見たことない。
会社でパワーエレクトロニクス研修で
講師やる時はこんな感じで動かすこともできるんだよ
って紹介したりしてる。
でもって動かした動画がこちら
ちょっと負荷かけると当たり前だけどトルクは
非常に小さい。
電力は およそ 2x1Vrmsx30mArms・・・60mVA
出力は 20mW程度かな
ダイレクトドライブで車輪回すような格好だと
かなりフリクションを抑えた造りにしないと動けなさそう。
でも、上手くやれば これで、、、
今までのロボみたいに同軸対称モータ配置をやめて、
よく小型ロボでやる前後オフセット配置にすれば
10mm角ロボくらいには収まるかな。
マイクロロボ 改良版製作進捗...#世界最小クラス?の Φ3mmモータ 試してみた
— しん (@shinichi_nin) 2023年6月2日
学校では教えてくれない動かし方...
ポート2個で直駆動、
LED負荷平衡中性点使った#3レベルインバータ制御 #M5Stack #M5StickC #BLE#ブラシレスモーター #Arduino #PWM#ベクトル制御 #モータードライバレス pic.twitter.com/dr0ZOAaSDo