3DP製樹脂ボビンにΦ0.1線300T、簡易コミュテータ風ターミナルに
Y結線仕様で製作した自作ロータ型・・・だけど実はブラシレスモータのステータ。
何言ってんのかわかんない・・・かな。
先回まで130モータを3相ブラシレスモータに改造するのを紹介してきました。
#130モータ
— しん (@shinichi_nin) 2024年2月10日
#3相ブラシレスモータ改造 その9
手回し式インバータで回す
今度はエンドベル、ちゃんと付けた ♪#スタックチャン は
電子制御インバータ担当に向けて
見学です...#M5Stack #M5AtomS3 #Arduino #デルタ結線式 #回転子 #電機子 #ステーター #ベクトル制御 #DCモータ pic.twitter.com/gciIr72I4J
でもあれは、130モータの巻線はそのままにとりあえずブラシレスモータ化
したもので回るには回るけど後々融通が利かないです。
130モータの巻線はΔ結線方式です。
低い電圧で電流をしっかり流して・・・なモータには向いてます。
作りもちょっと簡単。Y結線より。
でも効率が悪い・・・循環電流が流れます。
1極対、ステータ3極だとどうしてもアンバランスでやすい。
平等磁界中で理想的な回転磁界だけなら循環電流は流れないですが
デルタ結線では輪になって短絡状態なので相間で
わずかな電位差が発生すると
けっこう大きな循環電流が流れてます。
それに常に何がしか電位が固定される関係で、開放状態の端子がないので
誘起電圧を検出してインバータ、ESCで回すというのは簡単ではありません。
ドローンモータなどのESCで回すタイプはY結線方式で
一般的なインバータ方式は
120度通電ベースの簡単な構成で常に開放された1相の端子から誘起電圧を
検出してロータの回転位置推定を行って同期制御しています。
それがデルタ結線ではちと難しい。
等々あるので電子制御しやすく、効率のいいY結線方式の130型
3相ブラシレスモータにしてみます。
話脱線だけど、、、
以前、紹介してない・・・かな な やつで
130型モータの鉄心、コアはそのまま使ってY結線にして細いΦ0.1線で
巻いたの作ったことあります。
ちょっとわかりにくいですが
右はオリジナルの130型モータのロータ デルタ結線
だいたいΦ0.2mmの線で75Tくらい、約2m分まいて1Ω@1相間 程度のが多いです。
左は130型モータのロータの巻線を変更 Y結線
Φ0.1mm巻き線で300T巻いてます。 約50Ω@1相間
Y結線、コミュテーターのとこに1本づつしか繋がってないのが特徴です。
普通の130モータ、Δ結線は2本になります。
Φ0.1仕様の方は抵抗相間が高いだけでなくY結線なのでさらに相当たり電圧は
小さくなります。さらに誘起電圧、逆起電圧も高くなるので非常に低回転
で微小電流になります。。。細かいこと忘れたので
またいつか組んで特性紹介しようと思います。
確か、1.5V~3Vくらいで回してる時、誘起電圧が高いので消費電流は
無負荷時はわずか20mA程度って感じでした。
工作用のソーラーモータに負けない微小電流です。 が、、、
コギングトルクは大きいままなので5Vくらい掛けないと確か起動できない。
電流が20mA程度の割にはトルクは大きいモータになります。
マイコンポートで十分駆動できる電流なんだけど起動電流が流せない。
脱線で
ちょいと時間遅くなったので
3DP製、コアレスモータ化の方
次はまた今度・・・