n_shinichi’s blog

日々の備忘録、 趣味のあれこれなど紹介 (すみません、メニュー、リンク、カテゴリー分けがうまくできてません、★記事一覧★で見てください...) NHK魔改造の夜ではDンソーのベテランアドバイザーってことで出ました♪

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回転センサの較正 モータベンチ用非接触磁気センサはレゾルバと違って

小型で軸端、側面配置など容易なので実験モノ、工作ではよく使います。

自分がよく使うのはMA730

データシートはこちら。

https://www.monolithicpower.com/jp/documentview/productdocument/index/version/2/document_type/Datasheet/lang/en/sku/MA730GQ-Z/document_id/3563/

https://www.monolithicpower.com/jp/documentview/productdocument/index/version/2/document_type/Datasheet/lang/en/sku/MA730GQ-Z/document_id/3563/

 

ゾルバは多摩川のをHV自動車用とかではよく使うけど

 ちょいと工作ではMA730の方が圧倒的に使いやすい、安いし

 小さいし、軽いし電力食わないし。

 

ゾルバ・・・先にHV車用のモータ駆動紹介で軸の根元についてる

  一見小さなモータのように見えるやつです。

 

磁気センサ、何より工作でいいのが側面に、隙間に、後付けで

 取り付けて検出できること。

 レゾルバは大変です。重さは1000倍以上あるし。

 

ただ側面検出だと出力が回転に対して線形じゃなくなるので

 補正、較正が必要です。

 その程度は使う磁石とか位置とかでいろいろなので

 データ取って較正です。

 

回転センサの較正は軸が出てるモノだと

 ステッピングモータ付けて、マイクロステップで刻んで動かして

 データ取りが多いです。

 

この場合そんなのつけるとこない。。。

 付けるための手間掛けるほど精度がいることもしない。

 

なので、最初の写真です。

そういう場合、適当に回転角をある程度正確に回せる治具作って

 データ取りです。

 

130モータケースに付ける歯車設計・・・

 

造形はこんなで・・・

出来たのをつけたのが最初の写真。

 

 

で、回転センサ出力を取るとこんな感じ。歯車は64歯。

 1回転分です。

軸端に付ければ黄色のようなデータが出力されてなんもせんでもいいけど

青い線のようなデータが出力される。

差分のピンク分を補正しないといけないです。