n_shinichi’s blog

日々の備忘録、 趣味のあれこれなど紹介 (すみません、メニュー、リンク、カテゴリー分けがうまくできてません、★記事一覧★で見てください...) NHK魔改造の夜ではDンソーのベテランアドバイザーってことで出ました♪

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130モータを3相正弦波PWMでベクトル制御

130モータのロータのコア、巻線仕様、磁石はオリジナルを使って

 3相ブラシレスモータに改造・・・コンミから配線3相を取り出して、

 軸で垂直に立てるようにした。

 

 

先回のは巻き線仕様を変えて、コアレスにして低速から

 微弱電流で回るようにしてたけど今回はオリジナルの130モータ磁気回路のまんま。

 

 

 

 

 なので電圧にもよるけど 起動で0.3A程度は流す感じの仕様。

 

以前紹介した手回しインバータと同じモータを、

 マイコン制御でのベクトル制御では・・・って説明に使えます

 

なので速度制御を入れてないq軸電圧印可では

 コギングトルクに打ち勝って回り始めると一気に逆起電圧と釣り合うまで

 加速します。

 

実際のHV車のモータとかはおよそ電流をq軸 

 IPMの場合はリラクタンストルク使うので進角入るけど

基本同じ要領...  そんなに高回転で使わないなら進角しなくてもけっこう使えるし。

 

これまでの超スロー、数秒で1回転とか、サーボモータ風の動作では

 オープンループで正弦波電圧を印可してたので逆気電圧に近いとこでは

 回転上げようとすると脱調してました。

   ・・・ステッピングモータの一般的な特性と同じ

 

 

以前、紹介した130モータを正弦波PWM

 

 

今回のはMA730で回転角度を検出して常にq軸に電圧(電流)を掛けてるので

 急加速しようとしても脱調はしません。