超低電力ソーラーモータの動作解析 じゃなくて
ゆらゆらソーラーの回路調査 が正しい。
100キンのゆらゆらソーラー、たいていのは
裏のケース境目にドライバー差し込んだらパカパカって簡単に
太陽電池、電子回路部は外れます。
太陽電池は上蓋側と挟まってるだけで、下ケースには載ってるだけ
その下には回路が入ってる。
基板は1cm角程度。部品的には樹脂埋めされたASICと電解コンデンサ2つだけ。
電解コンデンサは220uF~470uFくらいが多い感じ。
空新コイルも直径、厚さはけっこういくつもある。
大抵のは220uF、コイルΦ13mmくらいだけど
クッキーモンスターシリーズは470uF、Φ15mmなのででちょっと高出力かも。
コイルは空芯でΦ0.05mmのエナメル線らしい。
髪の毛よりだいぶ細い感じ。巻き断面からざっと計算すると
8000~1万ターンくらいありそう。
手作業で工作で作るとしたら治具作らないと大変。。。
そんな細い線のまま扱ってるとすぐちぎってしまうので配線をフツーのリード線に繋ぎ変えた。
太陽電池の電圧、電流が測定できるように、シャント抵抗を組付け、
コンデンサはスイッチングの度にやたら変動するので940uF追加した。
下の写真は太陽電池に付けた100Ωのシャント抵抗で電流測定の様子。
150rpm程度で回っている時。無負荷。・・・ 負荷中もほとんど変わらないけど。
・電池の電圧は蛍光灯室内灯の下では約9v前後
・電流は0.12mA(0.012V/100Ωシャント)
・電圧はちょっと蛍光灯の加減で結構変わるけどこの時だいたい0.9V...
なので太陽電池出力は0.9Vx0.12mA=0.108mW
1mWよりはるかに小さい。。。約100μW ・・・マイクロパワーモータ
太陽光の下だと1mA近く出力が以前取れた。
蛍光灯だとざっと1/10...
マイクロマシンじゃなくて手作業サイズでいじれるモータだと
過去最少の超低電力モータになるな。。。
ロータも磁極をいろいろ変えて12極まで変えられるようにしてある。
写真は上から1極、
下左から2極、3極、4極、6極
電流波形の測定もしていく。
仕事でリバースエンジニアリングやってる時みたいだ...