n_shinichi’s blog

日々の備忘録、 趣味のあれこれなど紹介 (すみません、メニュー、リンク、カテゴリー分けがうまくできてません、★記事一覧★で見てください...) NHK魔改造の夜ではDンソーのベテランアドバイザーってことで出ました♪

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SMDチップハンダ付け用特製コテ先オプション

SMD、チップもののハンダ付け、

あまり普通の電子工作の人はやらないかもしれないけど

自分の場合、とにかく小さく作ってみる・・・を

よくやるのでSMD、表面実装チップを

よくディスクリート部品のように使います。

 

そんなSMDチップをハンダ付けする際に

 何かと難しいよねって話があって話が出たので

  自分のノウハウ? ちょっと大げさですがここに

  紹介しときます。

 

こんなことしてます・・・

 

 

極細コテ先は

各種メーカーさん出しててこちらは白光さんの極細コテ先

 500円~1000円くらいでいろんなんあります。

 

 

自分の作って極細コテ先は 数円・・・くらいかな

 Φ0.5銅線を普通のコテ先にちょいと巻き付けただけ。

 先が平行部のあるモノ使います。

 テーパーモノはすぐ想像つくと思いますが外れやすい。

  固定しにくい。

 

会社にもその手のあるんだけど、

 その極細こて先は使用条件前提が基板に実装されてるチップなど向け。

  そういうのには使いやすくできてる。

 ランドを温めてハンダを溶かす・・・みたいな。

 

でも自分のやってるような空中配線Φ0.1mmなどにチップを付けるのは

 想定外の使い方であまり向いてない。

 

というのは熱伝導がすごく良くできてる。。。これが

 マイクロロボ製作とかでは具合が悪い。

 

空中配線、SMDの狭ピッチなどチップのハンダ付けを

するとき

熱伝導が良いのでハンダを溶かして付いた♪って思った瞬間に

チップの反対側や隣のランドに付けたハンダ配線まで溶けて

外れたりしやすい。

慣れたらなんてことはないってとこになるんだけど

 1秒程度触ってると反対側も溶けるって感じになりやすい。

 

その辺を解決?しやすいのが先に紹介した

 特製?ハンダこて先オプションの装着。

 それの場合Φ0.5mmの動線を数回巻きつけて伸ばし、

 先を斜め切りしただけ・・・

 

これだと熱伝導が細長い部分が少し長いので熱伝導が良くない。

 熱流束が小さい。

  なのでチップのハンダ片側を溶かしたらコテ先の銅線が

  冷えるので はんだがちょっとゆっくり溶ける。

  でもってすぐには先の温度が上がらないのでチップの反対側の

  ハンダは溶けないって時間が長い。

   ので、、、落ち着いて作業ができるんです。

 

こんなハンダ付けもしやすいです。

 ATtiny1616 3mm角チップ、0.4mmピッチ 20ピンのゲジゲジです
 

 

 

状況に応じて多少長さや角度付けたりとかも銅線は簡単にできます。

自分はかなり昔から細かい作業ではこれやってます。

 

まぁ・・・この辺は好みとかあるので

なんとも言えないところではあるけど。

 

普段は細かい作業が多いので共晶ハンダ使ってます。

 仕事では鉛フリーだけど

  鉛フリーは何もしなくても若干じわっと溶けるので

  フツーの極細コテ先でもそこそこいける。

  でもぬれ性とかはやはり共晶ハンダが一番・・・なんで。

 

共晶は特に溶ける時は一気に液状化する感じになるので

 そういった使い勝手が役に立ちます。